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ラストラボコラム

2016/10/23 [コラム]

挑戦を続けるブランド「ウエスコ」の歴史と魅力

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〇ウエスコの歴史


 

09画像:wescojapan

 

 100年近くまたはそれ以上の歴史を持つワークブーツブランド、例えばレッドウィング、チペワと言った有名ブランドが並びます。現在でも続くブランドですので、皆さんの中には「順風満帆に経営をしてきたのだろう」と感じる人もいることでしょう。しかし、老舗ワークブーツブランドの中には多くの苦難を乗り越え今も尚、愛され続けるブランドがあります。それが「ウエスコ」です。本日はウエスコが辿った歴史、そして歴史から培った技術によって生み出されたウエスコのワークブーツの魅力について紹介していきます。

 

〇1人の靴職人がウエスコを創業


 

10 画像:wescojapan

 

ウエスコの歴史は1人のアメリカ靴職人「ジョン・ヘンリー・シューメイカー」によってスタートしました。当時のミシガン州は「ザ・ロギング・キャピタル・オブ・ザ・ワールド」と呼ばれるほど、当時世界一の材木量を誇っていました。そのため林業に従事する方も爆発的に増えると共に、作業員の足元を守る「ワークブーツ」が必要不可欠になったのです。

 

彼はそのポイントに着目しロッガーズ・ブーツで培った技術を、今度は自社のブーツに活かして行くことを決意。ウエスコが製造するワークブーツは履き心地・耐久性共に申し分ない仕上がりであり、創業してわずか数年の内にアメリカ国内に広がっていきました。このままウエスコが、アメリカ国内のみならず世界中に進出するのでは?と思われた時、ある事件がウエスコを襲ったのです。

 

〇苦難の連続|ある事件が引き金に?


 

11画像:nordstul 

 

ウエスコが潤分満帆に経営を続けているところへ衝撃のニュースが入ってきました。皆さんも一度は聞いたことがある1929年に発生した「世界大恐慌」です。別名「暗黒の木曜日」と呼ばれる事件はアメリカ国内に波及し、多くの市場が閉鎖、銀行の倒産が相次ぐことで多くの企業に大打撃を与えることになりました。その影響はウエスコにも飛び火し、取引先がなくなり終いには融資も受けられない状況まで発展したのです。

 

世界大恐慌に立ち向かおうと必死に努力したものの、彼の努力が実を結ぶことはありませんでした。生産工場の閉鎖・返済のために貯金、持ち家等の財産を差し押さえられ、何もかも失ったのです。

 

〇家族・親族総出で0からの再出発


 

12画像:(C)fotolia.com

 

 何もかも失ったウエスコですが、ジョン・ヘンリー・シューメイカーの目から闘志の炎が消えることはありませんでした。全てを失いながらもブーツメイキングの道具だけは手放さかったのです。彼はウエスコを再興するために、ワークブーツの生産を開始しました。

 

とは言え従業員を雇う財力が無かったため、家族・親族総出で生産していたのです。その影響からか良い日で1日8足ほどしか生産できません。また販路を失ったウエスコは1から営業をスタート。家族だけでなく彼もワークブーツを売り込む営業活動をしていました。

そして現在のウエスコにも引き継がれる「カスタムオーダー」も行い徐々にウエスコの信用と信頼性が向上。地道な努力が功を奏し、今ではアメリカで1.2を争う有名ワークブーツブランドへと躍進したのです。

 

一時は何もかも失ったウエスコ。

 

しかし数々の苦難を乗り越えアメリカ国内に留まらず世界中に愛好家がいるまでに成長しました。続いての項目ではウエスコに多くの方が魅了されるポイントについて解説していきます。

 

〇高いハンドメイド技術


 

13画像: gulftrading.jp

 

現在、多くのシューズブランドが機械化された工場生産に切り替える中、ウエスコは創業から続く伝統的なハンドメイドにこだわり続けています。受け継がれる155に及ぶ工程によりウエスコにしか出せない味のあるデザインと耐久性・堅牢性・履き心地の良さを私達に提供してくれるのです。

 

特にウエスコの技術力が目立つ一面として「ステッチダウン製法」が挙げられます。

 

これは甲革の端を外側に向けて表底に貼りつけ、その後貼り付ける位置に出し縫いをする製法です。比較的にシンプルな製法ですが、ウエスコは一味違います。創業以来、培われた技術により機械生産では出しえない気密性の高さとソールの耐久性を実現。これによりワークブーツの中でも防水性の高さ・耐久性の高さは群を抜き、更に履き心地の向上と足馴染みの良さまで両立しました。

 

これらの技術力の高さはウエスコならではと言えるでしょう。

 

〇幅広いラインナップ


 

ウエスコでは幅広いモデルライナップも愛好家達に大きく評価されています。

例を挙げると下記のモデルが現在主流です。

 

・ボス


 

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モーターサイクル界から絶大な支持を受けるエンジニアブーツ

 

・ジョブマスター


 

 

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多様な仕事に活躍できタウンユースにも適した人気のレースアップブーツ。

 

・ハイライナー


 

 

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ジョブマスターの仕様を変更し、機能性を兼ね備えたブーツ

 

・ウェスタンボス


 

 

25ウエスコでは珍しいペコスタイプブーツ

 

 ・パッカー


 

 

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農作業や乗馬、牧畜に適したワークブーツ

 

他にも数多くのモデルを用意しており、顧客の多様なニーズに対し常に答え続けています。

 

〇挑戦を続けるブランド


 

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老舗ブランドの中には伝統を重んじるばかりに、新たな挑戦をせず守りに入るところが目に入ります。ウエスコでは受け継がれるハンドメイド技術を重んじると共に、常に新しい挑戦を続けています。例えば2003年に発表された「Firestormer」は246度の高温であっても40分耐え抜く防火性が各メディアで評判を呼びました。また2011年に「Voltfoe」「Groundout」の2種類は専門性も高く、エレクトリカルワーカーに最適のブーツとして称賛されていたのです。現在もウエスコでは、更なる飛躍のため新しい挑戦が社内でスタートしていることでしょう。

 

〇最後に…


 

 

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最後になりますが、ウエスコは老舗の中でも多数の苦難を乗り越え現在も、私達に極上のワークブーツ・エンジニアブーツを提供しています。もし皆さんの中で少しでもウエスコに興味を持っていただけましたら一度、実物を見ることをおすすめします。

 

精巧にできたウエスコのブーツに一目惚れするかもしれませんよ。

 

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