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ラストラボコラム

2017/05/21 [コラム]

世界トップクラスのレザータンナー、ホーウィン社について

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●はじめに


 

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革愛好家にとって「ホーウィン社」は特別な存在です。見た目だけでなく材質・エイジング、どれをとってもたまらない逸品です。本日は、愛好家の皆さん~初めて聞いた方含め、ホーウィン社について紹介していきます。

 

 

●ホーウィン社とは?


 

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ホーウィン社とは1905年、アメリカのシカゴで誕生したレザータンナーです。100年以上の歴史を持つ老舗タンナーですが、現在の地位に甘えることなく、今でも熟練のなめし職人による伝統的な手法で極上の革を生み出しています。なめし作業により仕上がる革の数々は、どれも美しい仕上がりと程良い光沢感。そして見る者を虜にするほど、魅惑的な逸品に仕上がるのです。

 

ホーウィン社では様々な革をなめしていますが、各業界で特に注目されているのが「クロムエクセルレザー」そして「シェルコードバン」です。その2種類をこれより、詳しく解説します。

 

 

●所有すると虜になる?!クロムエクセルレザーの魅力とは?


 

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初めに紹介するのはクロムエクセルレザーです。

 

なめし職人によって選出された元皮を、牛脂や蜜蝋、そして魚脂や植物性脂等を用いた油脂とブレンドさせたオイルへ浸透させた牛革を指します。この「混合なめし」という手法はホーウィン社が創業した時より行われており、なんと100年以上前から変わらず行われているのです。

 

なめすのに時間がかかるものの、仕上がったレザーは独特の魅力を放ちます。混合なめしは耐久性に優れていながら、弾力性に富み、なおかつ控えめな光沢もまた魅力と言えるでしょう。

 

 

●高級感&エレガントなシェルコードバン


 

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続いて紹介するのはシェルコードバンです。

 

こちらはホーウィン社創業時より受け継がれる、伝統的手法によって生み出される最高級のコードバンです。革本来の味わいを守りながら、シェルコートバン独特の自然な光沢を放ちます。また、革靴・財布等、どのアイテムでも高級感×エレガントな雰囲気を醸し出すため、1つ、いえ2つ3つ上の大人の男性に見えることでしょう。

 

その上、丁寧にメンテナンスを心がけると共に使用するクリームやオイルによって、十人十色のエイジングを楽しめるのもポイント。

 

 

●ホーウィン社使用ブランド①:オールデン


 

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ホーウィン社使用ブランドとしてまず、紹介したいのが「オールデン」です。ホーウィン社とオールデン、実は特別な関係にあるのです。

 

第二次世界大戦後、徐々にコードバンの需要がなくなり、遂にホーウィン社も需要の減少でコードバンの撤退を検討していました。しかし、オールデンはホーウィン社を説得し、なんと2年分のコードバンを購入。ホーウィン社の窮地を救ったのです。

 

今でも良好な関係は続いており、ホーウィン社はオールデンへ優先的に、極上のコードバンを常に供給しています。

 

 

●ホーウィン社使用ブランド②:ウルヴァリン


 

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ホーウィン社のクロムエクセルレザーを利用しているシューズメーカーで、ウルヴァリンを忘れてはいけません。ウルヴァリンは1883年にアメリカで誕生したブランドです。中でも当時、職人や作業者等、各分野のワーカーに愛されていた「1000マイルブーツ」は廃れることなく、多数の愛好家に愛されています。

 

ウルヴァリンの手掛けるブーツは、堅牢な作りでありながら、履き心地も抜群。そして、当時のクラシカルなデザイン性×現代的デザイン性を組み合わせた独自のブーツは、創業~現代に至るまで人気を博しているのです。

 

 

●ホーウィン社使用ブランド③:ココマイスター


 

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メイドインジャパンの革ブランドとして名を馳せる「ココマイスター」シリーズ中、最も気品溢れるデザイン、そして程良い重厚感で人気を博す「アーチデューク」にホーウィン社のシェルコードバンが利用されています。

 

ココマイスター在籍の職人によって生み出されるアーチデュークは、縫製の乱れや損失(一部の糸が縫製されていない、または抜けていること)はありません。その上、熟練職人×上質な素材により、海外ブランドにも勝る高品質且つ上品なアイテムを生み出すのです。

 

 

●注意点①:クロムエクセルレザーは傷が付きやすい


 

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クロムエクセルレザーは先のように、魅力的な一面を持っているものの、弱点が見られます。例えば、革に傷が付きやすいポイントです。軽く擦る、または当ててしまっても表皮にいくつもの傷が生じるのです。

 

しかし、これはあくまでも表皮だけの話ですので、中まで損傷が生じるわけではありません。クロムエクセルレザーのアイテムは、丁寧にメンテナンスすれば長年付き合えるパートナーになります。ただ、購入前には傷が付きやすいことを頭に入れて購入するか検討しましょう。

 

 

●注意点②:自然な風合いのクロムエクセルレザーに誤解が生じることも…


 

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大手レザータンナーの多くは、鞣す前の革選びで極力「傷」が少なく見栄えの良いものを選択します。一方、ホーウィン社のクロムエクセルレザーは、原皮を無駄なく利用するため時に、傷や損傷があるアイテムが見られるのです。

 

これはホーウィン社ならではであり、無駄な革を出さない方向性、そして自然な風合いを残すことで革本来の楽しみをユーザーに伝えています。しかし、このことを理解していませんと、楽しむどころか「不良品?」「見栄えが悪いな…」等の評価が出てくるのです。その点を覚えていませんと、ホーウィン社のレザーを楽しめませんよ。

 

 

●注意点③:シェルコードバンの弱点を理解する


 

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ホーウィン社の職人集団により、丁寧に鞣されたシェルコードバンは、不快感のない程良くしっとりとした手触りと、高級感を醸し出します。けれど、シェルコードバンだからと言って油断は禁物!シェルコードバンは水分に弱い弱点を持っています。

 

雨のように大量の水分を表皮に浴びせてはいけません。放置すると、表皮に水じみが発生し、せっかくの高級感が台無しになるのです。手入れすれば水じみも多少消えますが、いつまでもシェルコードバンの風合いを保つなら、なるべく水分を寄せ付けないようにしましょう。

 

 

●まとめ


 

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このように、アメリカの老舗タンナー「ホーウィン社」は一時は窮地に陥りながらも、今もなお、各ブランドへ極上の革を提供しています。どのブランドも、ホーウィン社の革本来の味わいを損なわいよう、素晴らしいアイテムを続々と展開させています。

 

皆さんの中でもし、気になった方がいましたら、上記に紹介した各ブランドのアイテムを1度でも良いので、実際に見てみましょう。その魅力に引きつけられ、各アイテムの虜になるかもしれませんよ。

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