大塚製靴M-5・Hi-DesignWorks(状態良好品)専用査定ポイント ビスポーク譲りの極めて繊細なディテールを持つM-5、それも丁寧に使用された個体を査定する際、私たちは以下の7つのポイントを独自の基準で確認いたしました。 シングルモンクの「バックル(金具)根元のゴム」の伸縮性と摩耗 モンクストラップの着脱で最もテンションがかかるのがバックル裏のゴムです。5月などの気温変化が激しい時期にゴムが劣化して伸びきっている個体が見られますが、本品はハリが完璧に保たれていました。 Hi-DesignWorks特有の「ヤハズコバ」の削れとインク剥げ コバの断面をV字に削り出す伝統技法「ヤハズコバ」。歩行時にぶつけやすく傷が目立ちやすい箇所ですが、本品は縁の補色も丁寧に行われており、シャープなエッジが美しく残っていました。 「ピッチドヒール」の傾斜バランスと接地面の減り ヒールが地面に向かってテーパードしていくピッチドヒールは、偏摩耗があると美しいシルエットが台無しになります。本個体は僅かな減りに留まり、ヒールの造形美を完全に維持しています。 アッパー(ブラックカーフ)の「履きシワ」の細かさとキメ 大塚m5の革質は非常に柔軟なため、適切なツリーを使用して保管されていた本個体は、深い折れシワにならず、キメ細かな波状のシワに留まっている点が大きなプラス評価となりました。 インソールの金箔ロゴの鮮明度と「沈み込み」の深さ 中底に刻まれたM-5の紋章が鮮明に残っているかを確認します。ここがクリーンであることは、実際の着用日数が少なく、次のオーナー様が自身の足型に馴染ませる「余地」が十分にある証拠となります。 ライニング(裏革)の踵部分におけるスレと消臭状態 ホールド感の強い大塚のラストゆえ、着脱時の摩擦で踵内側の滑り革が擦り切れやすいですが、本品はライニングの破れや毛羽立ちがなく、オリジナル状態を完璧に保っていました。 半カラス仕上げの「レザーソール」の減りとステッチの露出 ソール中央を黒く塗り分ける高級仕様の半カラス。本個体は雨天の使用を徹底して避けられていたため、ソール裏の水分による革の毛羽立ちがなく、出し縫いの糸切れも見られませんでした。 日本の至宝を、需要が最も高まる今この瞬間に手放す 大塚製靴のM-5 Hi-DesignWorksは、日本の靴職人が世界に誇る技術を惜しみなく注ぎ込んだ、既成靴の枠を超えたマスターピースです。新品価格の高騰や納期の長さが相次ぐ今、あなたが大切に油分を管理し、育てるように手入れをしてきたシングルモンクは、中古市場において未使用品を凌駕するほどの熱量で迎え入れられます。もし、お手元のM-5の出番が最近減っている、あるいは衣替えのタイミングでコレクションの整理を検討されているのであれば、初夏のビジネスマンたちが最高の一足を渇望している今のタイミングこそが、価値を最大限に引き出すチャンスです。M-5の真の価値と職人技の格を熟知した専門バイヤーが、あなたの愛靴を渋谷本店にて真摯に査定させていただきます。