オールデン 986 |革靴買取で紳士靴[Alden ローファー]を買取しました。
コードバン×バーガンディという組み合わせが、秋冬に動く理由
オールデン986は、コードバンローファーの中でも「バーガンディ」というカラーリングが市場での動きを左右するモデルです。
ブラックやタンとは異なり、バーガンディは秋冬のウールトラウザーやフランネルスーツとの相性から、9月以降に検索数と問い合わせが増える傾向があります。
ところが実際の買取市場では、春先——特に3月から4月——にかけて良質な個体が流通しやすくなります。
衣替えのタイミングで手放す判断をする方が増えるためです。
需要のピークより少し前に良い個体が出てくる、このズレが986のバーガンディコードバンを持っている方にとって、今が売り時である理由のひとつになっています。
オールデン986の中古市場における立ち位置
オールデンのローファーといえば、コインローファーの990とペニーローファーの986・987が中心的なラインナップです。
「986と987の違い」を調べる方が多いですが、端的に言えばラストの違いで、986はバリーラスト、987はトゥルーバランスラストを採用しています。
バリーラストは丸みのあるトゥとやや広めのボールジョイントが特徴で、日本人の足型に合いやすいとされています。一方、987はシェイプが鋭く、よりドレッシーな印象になります。
サイズ感については、バリーラストはオールデンの中では比較的素直なサイズ感ですが、コードバン素材は馴染みが出るまでの硬さがあるため、購入時にタイトめを選んだ方が多く、中古で手放す際に「少し大きくなった」という状態の個体も見られます。
中古市場での986のサイズ感は、使用による革の馴染み具合を確認することが重要です。
価格帯としては、コードバン×バーガンディという仕様は需要が安定しており、状態良好な個体であれば高い評価を維持しやすいです。
今回の渋谷本店での買取価格85,000円は、手入れが丁寧に行き届いたこの個体のコンディションを正当に反映した水準です。
手放すタイミングを春先に選ぶ方の傾向
「ずっと大切に使ってきたけれど、ローテーションを見直す時期が来た」——986のバーガンディコードバンをこのタイミングで持ち込まれる方には、こうした感覚を持つ方が多いです。
複数のオールデンを所有していて、履く頻度が偏ってきた、あるいはよりフィットするラストのモデルに乗り換えたい、という理由が目立ちます。
手入れが丁寧な個体を持ち込まれる方は、靴への知識と愛着がある方がほとんどで、「ちゃんと使ってきた証拠がある状態で売りたい」という意識が言動に現れます。
衣替えのタイミングに整理を決断し、秋冬シーズンが来る前に手放す——そのサイクルの中で986は動いています。
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買取日
2026/03/28
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買取店舗
渋谷店
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ブランド名
オールデン/Alden
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アイテム名
Alden ローファー
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状態ランク
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買取価格
85,000円
今回の査定ポイント
① コードバン表面の「アバロン(波打ち)」の程度
コードバンはスムースレザーと異なり、屈曲部分に波状のうねりが出やすいです。これはコードバン特有の現象で、程度が軽ければ評価への影響は限定的ですが、深く固定されてしまっている場合は印象が変わります。手入れが丁寧な個体でも、ここは使用頻度に正直に出ます。
② バーガンディの色ムラ・補色の痕跡
バーガンディは補色が難しいカラーです。クリームの色が合っていない場合や、部分的に色が抜けて補色した痕跡がある場合、光の角度によって不自然なムラが見えることがあります。丁寧な手入れが逆に裏目に出るケースがあるため、ここは念入りに確認します。
③ ヒールカウンター of 型くずれ・スリップ痕
ローファーはカカトの固定力がないため、ヒールカウンター(カカトの芯材)に負荷がかかりやすいです。内側から押すと硬さが残っているか、外側のカウンター部分が内側に倒れていないかを確認します。
④ ソール(レザーまたはクレープ)の残量と補修歴
986のオリジナルソールは消耗が早く、使用済み個体の多くが何らかの補修を経ています。トップリフトのみ交換か、ハーフラバーを貼っているか、オールソール済みかで評価の方向性が変わります。修理の質と適切さも含めて判断します。
⑤ モカシン縫いのほつれ・浮き
986はモカシン構造のローファーです。甲の縫い目部分がほつれていないか、縫い糸が浮いていないかは見落としがちですが、買い手が最初に気にするポイントのひとつです。
⑥ ライニングの汗染み・コードバンの硬化
コードバンの内側(ライニング)は汗を吸いやすく、長期使用では硬化や変色が起きます。状態良好な個体であっても、ライニングの質感が足馴染みの良し悪しに直結するため、買い手の関心が高い箇所です。
⑦ バリーラストによるトゥの傷み具合
バリーラストのトゥは丸みがあるため、歩行時に地面への接触が起きやすいです。先端のスレが表層だけか、コードバン層まで達しているかで補修の可否と評価が変わります。
今の状態が、価格に反映される最後のタイミングかもしれません
コードバンは使い続けるほど馴染みが出る素材ですが、状態が良好なうちに市場に出すことで評価が安定します。
秋冬シーズンに向けて需要が動き始める前の今——手入れが行き届いた986を渋谷本店にお持ちいただければ、現物を見た上で正確な査定をお伝えします。
「まだ売るか決めていない」という段階でも、査定額を知ることで判断の基準が生まれます。
渋谷本店にて、まずは一度お越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
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